2020.05.29 Friday

躍動するリール…

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    グワッとしなって力を貯め込み、一気に吐き出して力強くラインを弾き出す…

    竿が躍動するというのは分かりますが、リールなんて躍動するのか…


    そりゃ、竿の躍動とは違いますが、ラインが巻かれ、竿に装着され、時には素敵なネットと一緒に魚の後ろに横たわるリールは、躍動しているというか、何ともいえない生き生きとした表情を浮かべているように思えます。

    私が素晴らしいフライフィッシャーマンと尊敬申し上げている方の中に、レオナルド(最近はレナードという)をこよなく愛しておられる方がいらっしゃいます。

    これまでどれほどのレオナルドを手にされてきたのか、想像もつかないのですが、コレクションしているのではなく、しっかりと釣りに使っておられて…


    その時のお伴は…


    見ている限り、ハーディーのライトウェイトレンジ(おそらくフェザーウェイト)かオービスのCFOのことが多い…




    おそらく他にも色々とお持ちなのだと推察しますが、どうしてもこの二台に手が伸びてしまうのではないかと…




    実際にこのリールは、戦後のアメリカのバンブー竿に実によく合う…


    パーフェクトも素敵だけれど、ちょっと重いので、7フィートか7フィート6インチ程度の竿にはちょっと重いのかな。


    そんなことですから、いくらカッコイイからといっても…




    こういうのとか…




    こういうのが、ラインを巻かれて竿に固定されて魚と一緒に写っているのを見かけることはほとんどなくて…



    検索しても、出てくる画像は、このように、ラインを外され、ピカピカに磨かれた、「お見合い写真」のようなものばかり…

    いや、「遺影」のようなとでもいうべきかな(笑)


    まあ、高価ということもあるのでしょうけれど、いかに自重のあるバンブー竿とはいえ、長くてもせいぜい8フィートまでの短い竿に合わせるには重すぎるのかもしれませんね。

    まあ、9フィート6インチとかだと重量バランスが取れて俄然使いやすくなるんですけどね(笑)
    2020.05.27 Wednesday

    メタルバンド逍遙…

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      ボーンホフなんて持っているわけではないのですが、思い出したように両軸リールのことを書いています。


      ハードラバーすなわちエボナイトのプレートの周囲をメタルのバンドで巻き上げて補強して、それを二枚組み合わせた両軸のフライリールは、小型のリールというよりは大型のサーモン釣りのリールとして使われていたイメージがあります。




      もし、このリールをそのまま全て金属で作ったらとんでもなく重いものになってしまうわけで、強度があって軽く仕上げるために、ハードラバーという素材をメタルのバンドで巻くという製法は、工夫しうる最善の選択だったのでしょうね。

      それにしても、これらのリール、ボンホフに限らず、サラシオーネにしてもツワーグにしてもウォーカーにしても、オークションなどで出てくるものを見ると、どれもピッカピカで、釣りで酷使した形跡が見られないものが多い…


      それに較べてハーディーだと、パーフェクトにしてもセントジョージにしてもかなり使い込まれて、表面に施した黒染めが薄れて地金が覗いてしまっているものが実に多い…

      なまじ真っ黒なデッドストックのようなものが出ると、逆に違和感すら感じてしまったりする…

      そう、パーフェクトやセントジョージは、ある程度使い込まれていた方が味が出て、愛着も湧いてきます。

      中には塗装を強制的に剥離させちゃった「なんちゃってスピットファイヤー」まであるくらい…


      パーフェクトも、初期のオールプラスやブラスフェイスのものは結構重かったのですが、その後、オールアルミ合金製になると、アメリカのメタルバンドのリールと比べて、軽いし作りもシンプル…




      これは文字どおりのメタルバンド製法ではなくなっていますが、このリムはどうやって作ったのか…

      金型を作ってプレスで打ち抜くにしても、採算が取れるほど数を作らないでしょうから、おそらく塊からの削り出しなのかなぁ。

      その後、「削り出し」は一般的な製法になりました。

      塊からの削り出しは、手間のかかる高級な製法のような感じがしますが、昔のように全て手作業で削り出すのであればともかく、今はコンピューターに入力すればわけなく削り出すことができるわけで…


      最近売られている両軸リールを見ると、一見するとクラッシック風に仕上げられていても、全てアルミ合金の削り出しというものがほとんどのように思われます。

      黒いサイドプレートが付けられていますが、フレームだけで十分強度が出ていますから、これは単なる「蓋」であって、だからサイドプレートに穴が開けられていたりします。




      ほら…ね。

      いやいや、別にこれが悪いと言っているんじゃないですよ。

      メタルバンドはイイなぁと思っているだけです。


      それにしても、こうした両軸リールはボロボロになるととたんにみすぼらしくなってしまう…

      やっぱりビカビカでないと…ね。

      その点、ボロくなればなるほど味が出てくるパーフェクトやセントジョージは、クルマでいうならワーゲンのビートルみたいなもので、やっぱりこれがイイナぁと。


      でも…

      やっぱりメタルバンドのリールも欲しい…
      2020.05.26 Tuesday

      小さな違い、大きな違い…

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        前回でも述べたのですが、人気の点でハーディーと双璧をなすリールといったら…





        エドワード・ボンホフを中心とする、黒いプレートに銀のリム、S字型のクランクハンドルが外形的な特徴をなす、古いスタイルのリールです。

        このタイプのリールを長年作り続けてきた日本のマイスターのお話はとっても面白かった…


        この黒いサイドプレートは、ハードラバー、エボナイトといわれる素材です。

        プラスチックの一種かと思いきや、アクリルやレジン、セルロイドなどとは全く違った古い素材なのですね。

        弾力のある素材であるゴムに硫黄を加えて化学反応させることで、ぐにゃぐにゃしたゴムが、硬く、美しく、経年変化の少ない優れた素材に変化する…これがハードラバーです。

        合成樹脂ではなくてゴムなのだと…

        エボニー(黒檀)に似ているからエボナイトと…


        エボナイトがいくら優れた素材であろうと、やはりある程度の強度を出すためには、それなりの厚みを確保しないと十分な性能を得られないのであって…

        そして、さらに強度を出すために、細長い金属の薄板を、エボナイトのプレートの外周にバンドのようにぐるりと巻き付けた…


        金属板で外周を巻いたエボナイトのプレート2枚を、何本かのピラーで繋ぎ合わせてリールフットとS字型のクランクハンドルを着ける…

        これがメタルバンドと呼ばれる製法なのだそうで…

        プレートの内側にも黒いエボナイト覗いているので、厚みのある素材から作られていることがよく分かります。

        ムクの金属の塊から削り出す製法が普及する前、当時はこれがリールづくりの最も現実的なやり方だったのでしょうね。





        これがボンホフのトビーク…

        ハーディーのカスカペディアの原型になったモデルですね。

        リールフットの両サイドを見ると、エボナイトのプレートに巻き付けた金属のバンドの継ぎ目がちゃんと見えます。





        そして、これがおそらくトビークの後継モデル?のレスティゴウシュです。

        ボンホフのリールって資料が少なくてあんまりよく分からないのですが、おそらくこっちの方が新しいモデルだと思います。


        さっきのトビークとどこが違うのかって…

        外周の金属パーツがバンド状ではなく、枠のような形状になり、そこにエボナイトのプレートがパコンとはめ込まれるようになっている…

        ピラーの立っているプレートの内側を見ても、黒くエボナイトが覗いているようなことがない…


        何よりも、リールフットの両サイドを見ても、外周部の金属パーツの継ぎ目が見えない、つまりメタルバンド製法で作られたものではないわけです。

        実は製法が全く違う…

        小さな違いなのでしょうけれど、よくよく見たら随分違うのですね。

        トビークのようなメタルバンド製法…

        今となっては手間がかかるからと、正直言ってメーカーさんが嫌がるのだそうで(笑)
        2020.05.25 Monday

        どうでもよいことですが・・・

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          まあ、以前からなのですが…

          ♪今はハーディーしか愛せない…

          リールについてはそう思っている人も結構多いのではないか…

          フライリールには二種類しかない…

          ハーディーとそうでないリールだ…

          とはいえ、ハーディーでも最近は往年のハーディーとは似ても似つかないリールが出ているようで…

          ははは、こんな与太話に興味のない方はスルーしてくださいませ(笑)


          それにしても、ハーティーのリールの完成度は唸っちゃいますよね。

          特にパーフェクト、これは一見両軸受けのようにも見えて、実はセントジョージなどと同じ方軸受けで…

          そんな中で、ハーディーじゃないリールで、欲しいなぁと思えるリールって…

          やっぱり両軸受け…




          はい、人気で言えばこれが最高、時計で言えばロレックスみたいなもの?

          ボグダンですね。

          古いスタイルながら強力なドラッグシステムを備えているという…もちろん買えません(笑)

          でも、やせ我慢じゃないですけど、これだったらパーフェクトの方がいいなぁと思っちゃう。


          では何なのよと言われたら…


          これです。




          アメリカを代表するフライリール、ボーンホフですね。

          竿ならエド・ペインとジム・ペインのように、ジュリアス・ボンホフとエドワード・ボンホフがあって、人気があるのは後期のエドワードの方…

          ジュリアスは古過ぎるのか、結構お求め安い値段で出ていることがありますが、エドワードの方は物凄く高価…

          あまりに良くできているので、英国のハーディーがこれをパクッたのがカスカペディアで、これはリールというよりクルマを買うくらいの出費を余儀なくされるシロモノ…

          いくら欲しくても、ちょっと無理…



          かなり以前のことなのですが、日本で両軸受けのリールを製造されている方のところまで、カスカペディアとボーンホフを持参してお話を聞いたことがあって、これがまた楽しかった。

          黒いプレートにカウンターウェイト付きのS字型のクランクハンドルが取り付けられた両軸タイプのリールにも、様々な種類があったのですよね。


          今宵はこのあたりで。
          2020.05.20 Wednesday

          リールフェチではないので…

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            フライフィッシングというのは何とも罪な趣味というか、腕なんて2本しかないのに、道具ばかり増えていく人が多い…

            竿に走る人、リールに走る人、もちろん両方に走っちゃう人がいて…

            私の場合、お小遣いの少ない小僧の頃に始めたこともあって、正直言ってリールにまで手が回りませんでした。

            以前にも書いたのですが、竿は中古のフェンウィックのグラス竿を譲っていただいたまでは良かったのですが、3Mのフライラインが6,800円という「釣り糸」とは思えない出費に、リールの原資が底をついてしまい、唯一手が届いたのがマーチンの普及タイプのリール…

            プレスで打ち抜いたお椀のようなボディにスプールをはめ込み、リールフットはこれまた板を曲げて成形したものを固定して…

            あ、ティムコのカタログに載っていたのはこれとは違う、もっと高級バージョンです。

            画像は割と最近に懐かしさの余り入手してしまったものですが、何かちょっと違う…




            これこれ、これですよ。

            スプールの真ん中のラッチの部分が違います。

            ハーディーみたいにワンタッチでスプールを脱着できるので、こっちの方が後期型なのかな。

            カリカリと響くラチェット音がいかにも安っぽくて、コンプレックスを感じていました。




            その当時の憧れがこれ…オービスのCFO、マーチンとは正反対の、チィィィィッと響くいかにも精密そうなラチェット音には痺れましたねぇ。

            値段もハーディーより高価でした。

            ハーディーのOEMだと知ったのは少し後のこと…


            やがて、ハーディーにも手が届くようになって…




            人気があるのはマーキスでした。

            でも、どうしても食指が動かなかった…

            理由は、スピンドルを固定した断端の処理が、丸いドーム型のプラスチック製のカバーを被せてあるだけだったから…これが許せなかったのです。




            オーソドックスなデザインながら、やっぱりこれだよなぁと思ったのがライトウェイトレンジ…

            スピンドルを固定した断端がきちんと処理してあって、どこにも隙がない。

            幅に対して径が大きいものが好きだった私は、プリンセスとL.R.H.ライトウェイトを入手しました。

            プリンセスは当時は珍しかったガンメタスプールで、CFOと見間違えるようなリールでした。


            その後、古いパラコナ竿を使うようになると、リールも竿とバランスを取らないといけないということで…




            パーフェクトとか…




            セントジョージとかも使うようになりました。

            パーフェクトは、ラインガードに瑪瑙リングが収まる最後のモデルを手に入れたのですが、カーボン竿には重くてバランスが取れませんでしたね。

            パラコナ竿に合わせるとしっくりきます。


            ところで、皆さんはバンブー竿にどんなリールを合わせているのでしょうか。

            パラコナ竿は戦前のものが当たり前にあるので、戦前のパーフェクトやセントジョージを合わせても何ら違和感はないのですが、レオナルドにしてもペインにしても、中心となるのは戦後のモデルであって、戦前のハーディーのリールだと年代が合わないと思うのですよ。

            カタログを見ると、ハーディーのライトウェイトレンジを合わせているものがありますね。


            あと…




            これもありました。スミスのマリエットですね。

            ディスクブレーキはちゃんと効くし、何よりもなかなかエレガントでした。

            一つ持っているのを思い出したので、今度使ってみよう。


            皆さんはパラコナ竿以外のバンブー竿に、どんなリールを合わせていますか?

            変な聞き方ですが、パラコナ竿に合わせるリールを聞いても仕方がないのでね(笑)


            取り敢えず今夜はこれにて。

            2020.05.16 Saturday

            今だから面白い…

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              1992年に刊行されたもの…

              アメリカの「FLYFISHERMAN」誌の日本語版、2,300円也…

              内容は、キャッキルリバーにイエローストーンにバンブー竿にアメリカ東部源流部の釣り…

              当時は断片的には読んだものの、キャッツキルにしてもイエローストーンにしても、忍野や桂川、せいぜい日光湯川に通う程度(今も変わらないか(笑))の私にとっては現実味のない話で…

              改めて読み返してみると、編集長は山岸行輝氏、副編集長はケン・イワマサ氏と、何と豪華なことか…

              元々これと同じ内容の英語版があって、それを日本語訳したのか何とも分からないけれど、やはり日本のライターが書いたものとは違って、アメリカの香りがプンプンするというか…


              キャッツキルリバーって、レオナルドの竿の名前にもなっているし、名前だけは私も随分昔から存じ上げていましたが、具体的なイメージは…

              アメリカに釣りに出かけた人は多かったと思いますが、どちらかと言えばモンタナとかアイダホとか、西部…




              キャッツキルのことを知りたい我が身にとって、とてもコンパクトで分かりやすくキャッツキルのことが解説されているのですよね。




              キャッツキルのフライパターンのことも…

              セオドア・ゴードン自らが巻いた正真正銘のクイル・ゴードンは圧巻…




              そして、キャッツキルを舞台に活躍したレジェンド達…

              エドワード・ヒューイットにプレストン・ジェニングスにジョージ・ラブランシェにレイ・バーグマン…

              レジェンドではあるけれど、1950年代から60年代まで存命であったのですよね。

              アーネスト・シュウィーバートやリー・ウルフは少し前まで生けるレジェンドだったわけで…

              アメリカのフライフィッシングの歴史って、そんなに深くはないのね。

              とにかく、今、読み返してみると面白い…




              キャッツキルの鱒の流れのガイド…

              ビーバーキルリバーにウィローウェモッククリークにイソパスクリークにデラウェアリバーのイーストブランチ、ネバーシンクリバー…

              名前だけは知っているけれど、遠い世界…


              仕事から解放されたら一度行ってみたいと思っていたのですが、これからはそうそう行けなくなってしまうかもしれないし、そもそも行かない方がいいのかもしれない…

              便利なことに、今は動画で見ることもできるけれど、レジェンドの川のことは、文章で読みたいと思います。


              「FLYFISHERMAN」誌の日本語版、次号は出ていないのかと探したのですが、出ていないようで…

              それにしても、山岸行輝さんって、私のフライフィッシングに大きな影響を与えている人なのだなぁと改めて感じています。


              この本、読まれた方はいますか?
              2020.05.10 Sunday

              遠いアメリカ東海岸…

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                東海岸が遠いって、私にとっては西海岸も同じようなものですよ(笑)

                アメリカ流毛鉤釣りの書…

                富沢次郎氏による1993年につり人社から刊行された本です。

                刊行された時のことを覚えていますが、かなり高価だったので買わなかったのですよ。

                最近、安価で売られていたので手にしたものです。

                私は富沢氏のことを知りません。

                普通は巻末に著者の略歴が紹介されていることが多いのですが、この本はそれがどこにもなくて…

                キャッツキルの重鎮らしい方が序文を書いているし、ニューヨークにお住まいで、リー・ウルフと親しかったようだし、芦沢一洋氏が推薦文を寄せているのだから、相当な人物なのだろうと推察します。

                1993年といえば、もう四半世紀以上も前のこと…

                当時の私には難し過ぎましたねぇ。

                いや、今ならよく分かるってわけではないけれど、楽しく読んでいるところです。

                ありきたりの本とはちょっと違いますね。




                アメリカン・バンブーロッドとして、ペインやギラムなどが登場するのですが、竿の長さについて、9フィート、もしくは9フィート半が理想的であると書いておられます。

                そして、後半のキャスティング・セオリーについて語られている箇所では、富沢氏が使われている竿は9フィート1/2で4番ラインだとされています


                私が唯一所有しているペインは9フィート半ですが、ラインは6番、せいぜい5番でしょう。

                9フィート半で4番というデリケートなバンブー竿があったのか…


                キャッツキルの釣りはとても興味があるのですが、なかなか実感がわかないし…


                時間をかけて読み進めて行こうと思います。
                2020.04.29 Wednesday

                教訓に…

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                  5月1日だった日光湯川の解禁が5月7日に延期されたようで…

                  非常事態宣言が解除されると言うことなのでしょうか。

                  本当にそうなればどんなに嬉しいか…

                  と言うことで、妙にリアルな夢を見ましたよ。



                  おそらく湯川に釣りに行ったと見られ…



                  竿を繋いで、リールを着けて、ウエーダーを履いて、ベストを着て…

                  ちゃんとカメラも持って…

                  もう釣り支度の仕方も忘れてしまいそうなのですが、さすが門前の小僧、夢でも身体が覚えているものですね(笑)


                  何年も釣っていないこともあって、私ときたら夢の中でも焦りに焦っています。

                  停めてあるクルマの横を他のクルマが通り過ぎていきます。


                  そして、準備万端、さあ出撃するぞと竿を手に取ろうとしたら、そこに竿はなくて…


                  目に入ったのは、クルマにでも踏みつけられたのか、バラバラになった無残な姿の竿…

                  おそらく愛竿のデラックスだったと思います。


                  それでも釣りたい一心で、使えるかなと振ってみるも、バリバリの状態…

                  予備の竿はないかとトランクを探すも、どこにもなくて…


                  ティペットのナイロン糸で巻いて補修できないかなぁ…

                  な〜んて考えたところで目が覚めましたよ。


                  普通は目が覚めたと同時に見た夢の内容なんて忘れてしまうのですが、よっぽど悔しかったのか、しっかり覚えています。


                  竿を折ったことなんて、実際にはそうあるものではなくて、過去に一度だけ、リチャードウォーカー・ファンボローのバットをクルマのドアに挟んで折ったことがあるだけです。

                  こんなことあるはずもないと思っていたのですが、本当にあるのですねぇ。

                  このファンボロー、かなりボロボロだったのですが、アングラーズリサーチの荒井社長にお預けしたら、忘れた頃に戻ってきました。

                  トップのブランクはそのままに、バットのみワンオフで作成し、リールシートは元のまま、ラッピングは全て巻き直して、クリアーを吹いて、新品状態になっていました。

                  費用は驚くほど格安…

                  噂には聞いていたのですが、ハーディーがハーディーらしいモノづくりをしていた時代のアフターサービスを体験して、心底感激したのを覚えています。

                  その後、カーボン竿はほとんど処分してしまったのですが、このファンボローだけは大事に持っています。


                  それはそうと、予備の竿は持って行った方がいいですね。

                  夢で教えられましたよ。
                  2020.04.10 Friday

                  なかなか変えられないスタイル…

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                    パーレットの口に掛かって滅茶苦茶になっちゃっていますが、私が湯川で使う毛鉤は結構大型です。

                    フックは10番位ですが、ハックルの毛足が長い…


                    日光毛鉤の釣りを気取るのであれば、ゼンマイ胴に雉の胸毛を巻いて、少し沈めて流せばもっとよく釣れるのかもしれないのですが…

                    やっぱり私は、毛鉤をぽっかり浮かべて釣りたいのですよね。


                    本物のヒゲナガが水面を滑走しているのを横目で見ながら…

                    流れに逆らってツツツツツ…と。

                    そしてふいに向きを変える。

                    その瞬間にガバッと。


                    毛足の長いハックルで巻いた毛鉤は、マドラーセッジのように水面上で安定していません。

                    流れの上で細かく震えるように転がったり、時にグラっとバランスを崩したようになることもある…

                    ちょいと誘いをかけてやると、クッと向きを変えて…

                    このグラっとバランスを崩した時にガバッと飛び出してくることが多いのですよね。


                    こんなアバウトな釣りだから、なかなか大きいのは出てこないのですが、なかなかこのスタイルがやめられないのですよ(笑)
                    2020.03.22 Sunday

                    ハッセルブラッド…

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                      カメラメーカー…

                      誰もがライカやニコンやキヤノンを思い浮かべるけれど、ハッセルブラッドというメーカーも、自分にとっては特別なカメラでした。

                      中でも、焦点距離38ミリの超広角レンズ、35ミリカメラなら21ミリかな、このカールツァイスの銘玉、ビオゴンを固定したSWCというカメラは、レンズ交換ができない、レンズを通した像を確認できないというぶっ飛んだカメラで、もうどうしても欲しくて欲しくて、無理をして買ったのでした。

                      ところが、この超広角レンズ、漫然と撮っていたのでは何ともつまらない写真ばかりになってしうため、次第に防湿庫の肥やしになってしまい…

                      それでも、今にハッセルをデジタルで使えるリーズナブルなデジタルバックが出るのではないかと待っていたのですが、なかなかそういう動きは見られず、持ちきれなくなって手放してしまいました。

                      いざ、なくなってしまうと、あの金属の塊の質感や操作感が懐かしくなり、また欲しくなってしまうので困ったものです。


                      あの大きさでは川に持ち出せなかったのですが、まあ、水没も怖いし…





                      今思えば、一日くらいは竿を置いて、初夏の奥日光をビオゴンで撮っておけば良かったかなぁと。

                      思い切り水面までカメラを近付けて、水平に保持して、パンフォーカスになるように絞り込んで…





                      ビオゴンにしか写らない奥日光の空気感は、どんなものだったのだろう…
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